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2024/07/04

ecologiaマガジン

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ecologiaマガジン vo.4 【「東北食べる通信」はる農園のインタビュー記事を読んで】



先日えころじあで見つけた冊子「東北食べる通信(※)」表紙を開いてみると

お店の取引先である『はる農園』のインタビュー記事が掲載されていた。


はる農園は、青森県五戸町の自然栽培農家さん。

冬の時期はごぼうに力を入れており、その味は伊東オーナーのお墨付きだ。


私も食べてみたが、今まで食べたごぼうの中で1番美味しかった。

泥付きのガッチリとしたボディに、ぎっしりと詰まった身。真っ黒に日焼けしたボディービルダーを彷彿とさせた。


ごぼうに包丁を入れて薄くスライスをして、試しに生で食べてみるがえぐみがなくむしろ甘い

火を入れると甘く芳ばしい香りがキッチンいっぱいに立ちこめる。

エネルギーに溢れたごぼうを噛み締めると、身体が元気になっていく気がした。



えころじあが取引を始めたきっかけは、はる農園さんの大ファンであるお客様のご紹介。

はる農園の主である春義彦さんに直接電話で交渉して取り扱うことになったそうだ。


伊東オーナーは対面したことがなく、何度か電話でのやりとりだけだったので、冊子が送られてきて驚いたという。

それもそのはず、声だけでイメージしていた姿は ”ハゲ散らかした太った親父”

しかし、冊子に掲載されている写真を見て「肌がツルツルで歯並びも良くて、なんてイケメンなんだ!」

と、度肝を抜かれたそうだ。








日本の子どもたちを守る為に

「しょうがない」から離脱する


そんなイケメン義彦さんのインタビュー記事を拝読してとても感動した。

神奈川県横浜市で産まれ、東京農業大学を卒業後に

有機野菜や無添加食品の宅配サービスの営業マンとして就職した義彦さん。


お客様に野菜の説明をしているうちに、農家を経験したことがない自分が知らないものを

人に薦めていることが苦痛になっていったそうだ。今や社会人になって営業職に就けば

きっと誰もが通る道。自分を押し殺してでも物を売っている人も少なくないはずだ。



後に妻になる文子さんに背中を押されて農家となるが

自分の気持ちに正直に進んできたことが、良い結果として出ている。



2023年3月五戸町は国の方針を受け「オーガニックビレッジ宣言」を行った。

オーガニックビレッジ宣言とは、町全体で有機農業に取り組むことができる環境作りを目指すもの。

はる農園が皮切りとなり、町に有機農家が増えたことが背景にあるそうだ。



有機農業普及に向けたキーマンである義彦さんは、1年後の2024年6月から学校給食での有機栽培野菜の納品を始めている。

現状は月1回の頻度だそうだが、今後は五戸町の学校給食が全て有機栽培野菜になることも夢ではない。



学校給食で子どもたちが有機農業に触れる機会をつくることで、未来に希望が持てる。

地球温暖化や異常気象で農業は決して平坦な道ではないが



「しょうがない」で済ませるのではなく

「しょうがなくない」ことにするのが、農家の仕事の一つ

でもあるとインタビューに掲載されていた。



雑念がなく余計な情報を持たない子どもの体は正直だ。体に良いものを食べると、成長にも変化が訪れる。

実は私の息子も大の野菜嫌いだったが、自然栽培や有機栽培の野菜に変えた途端に野菜を食べるようになった。

すると体だけではなく脳にも栄養が回るようになり、集中力が増したのか、気が付くと勉強が苦手ではなくなっていた。

産まれた時からアレルギー体質で、不調になると喘息気味になっていたこともなくなり、

風邪すら滅多に引くことがなくなったのだ。たったこの数年でとても身体が強くなっている。


それまで「しょうがない」で済ませていた自分に気付かされた。






日本国民よ「スイミー」になれ!

その先に待つ明るい未来に向けて



義彦さんは2011年3月1日に青森県五戸町に移住して農家を始めたそうだが、当時野菜を無農薬で育てる農家は皆無。

地元の慣行栽培農家には「無農薬でできるわけがない」と言われ続けたそうだ。

それでも歯を食いしばって慣行栽培と遜色のない野菜を育て上げるうちに、彼らの見方が変わってきた。


それまで義彦さんは、誰よりも早く畑に出て遅く帰り、大きな声での挨拶を欠かさなかった。

そして、冠婚葬祭を含めて地元の人たちとのコミュニティーにも積極的に入った。

義彦さんは日々その努力を重ね、地元への信頼関係を築いていったそうだ。



一見普通の行いに思われがちだが、最後まで貫ける人はそういない。


物事に真剣に取り組む姿勢を貫くこと

他愛のないコミュニケーションを取ること

顔を見て想いを伝えること


義彦さんが行ってきたことは、現代人が忘れかけている大切なことなのではないだろうか。



携帯電話やパソコンの普及から始まり、個を尊重するかのような孤独が増え、

コロナにより人々のコミュニティがはっきりと分断された。

コロナで世の中の仕組みが見え、様々な気づきがあった人々の絆はむしろ深まっているようにも感じる。

しかし、それらの考えが分かれても、日本の明るい未来願う気持ちは誰もが持っているはずだ。



1人でできることは少ないが、団結してできることは多い。日本人は昔その力が長けていたのではないか。

いまだに小学校の国語の授業で学ぶ「スイミー」は、小さな魚が集まって大きな魚を倒す物語だ。

今こそ日本人はスイミーのように団結して、立ち上がるべきなのではないだろうか。

小学生の頃想い描いた夢や希望を思い出してみて欲しい。



今の自分に何ができるだろうか

あなたはこの先何がしたいのか

日本にどんな未来を望んでいるのか


一人一人が真剣に考えるべき時がきている。


(Pet.to.ten 浪江真由子)

※『東北食べる通信』は、株式会社雨風太陽が発行する「食べ物付き情報誌」。

2013年以来、東北各地の農家漁師を取材してきた月刊誌です。

2023年12月号で青森県五戸町の「はる農園」を特集した誌面は、東北食べる通信編集部の許可を得て掲載しています。

東北食べる通信公式instagram:日本食べる通信リーグ


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